INTERVIEW GUIDE 00
解体会社に、必ず聞く8問。
見積書を受け取ったあと、会社を決める前に確認したい質問をまとめました。金額だけでは見えない、工事範囲・許可・安全・追加費用・完了確認を同じ順番で聞けます。

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金額の前に、説明を比べる。
安い会社を探すことと、工事後まで安心して任せられる会社を選ぶことは、同じではありません。大切なのは、金額の根拠と現場で起きることを、契約前に言葉にしてもらうことです。
質問への答えが一つに決まるわけではありません。ただし、条件を確認せずに即答する、追加費用の基準を示さない、許可や処理方法を説明しない場合は、そのまま進めず書面で確認してください。
最大3社の見積り比較ポイントも確認するQ01
今回の撤去範囲は、どこからどこまでですか?
建物本体だけでなく、基礎、塀、門扉、庭木、物置、井戸、浄化槽などが見積りに含まれるかを揃えます。「一式」だけでは、3社の金額を正しく比べられません。
確認したい説明
- 撤去する物と残す物を、図面・写真・現地で指し示せる
- 数量や面積、処分、整地の範囲が見積書に分かれている
- 現地で確認できない地中物などは、別途となる条件が書かれている
もう一歩聞く残す物へ印を付けた写真か図面を、契約書と一緒に残せますか?
Q02
この工事に必要な許可・登録を、どの名義で持っていますか?
解体工事を営む事業者には、工事内容に応じた建設業許可または解体工事業登録の確認が必要です。会社名だけでなく、契約主体と許可・登録名義が一致するかを見ます。
確認したい説明
- 許可または登録の番号、名義、業種を提示できる
- 元請・下請の役割と、実際に施工する会社を説明できる
- 確認先となる都道府県の公開情報を案内できる
もう一歩聞く契約する会社と、現場で解体する会社が違う場合、それぞれの役割を書面にできますか?
Q03
石綿事前調査は、誰が、いつ、いくらで行いますか?
建築物の解体では規模にかかわらず事前調査が必要です。解体部分が80平方メートル以上の場合は、調査結果の報告も必要です。調査者、費用、分析が必要になった場合の流れを先に確認します。
確認したい説明
- 調査資格を持つ人と、調査の実施時期を説明できる
- 調査費、分析費、除去費を分けて説明できる
- 石綿が見つかった場合、着工や金額がどう変わるかを説明できる
もう一歩聞く調査結果の記録と、必要な報告を行ったことを、着工前に確認できますか?
Q04
家の中の残置物は、誰が、どの方法で処理しますか?
家庭から出る家具・家財などの残置物は一般廃棄物です。解体工事業や産業廃棄物処理業の許可だけで家庭ごみを回収できるわけではありません。市区町村の方法、または許可・委託を受けた事業者につなぐ必要があります。
確認したい説明
- 残置物と、解体工事で生じる廃棄物を分けて説明できる
- 一般廃棄物を回収する事業者名と許可・委託の確認方法を示せる
- 残す物、再使用する物、処分する物を作業前に区別できる
もう一歩聞く残置物の契約先・支払先・作業日を、解体工事と分けて確認できますか?
Q05
追加費用は、どんなときに、どう決めますか?
地中埋設物、想定外の基礎、石綿、残置物の増加など、現地調査だけでは確定できない条件があります。発見から承認までの順番を契約前に決めます。
確認したい説明
- 追加になり得る条件と単価・算定方法が書かれている
- 発見時に写真と見積りを出し、施主の承認後に進める
- 緊急時を除き、承認前に追加作業を行わない手順がある
もう一歩聞く追加作業は、写真・金額・承認の3点がそろってから進める、と契約書に入れられますか?
Q06
近隣・道路・粉じん・騒音へ、どう備えますか?
解体工事では、養生、散水、車両の出入り、道路使用、作業時間、清掃、近隣連絡が生活環境へ直結します。現場条件に合わせた具体策を聞きます。
確認したい説明
- 現地調査後に、養生・散水・車両動線を具体的に説明できる
- 近隣への事前案内の担当者、時期、範囲を決められる
- 苦情や事故が起きたときの連絡先と初動が決まっている
もう一歩聞く近隣対応の窓口は誰で、施主へどのタイミングで報告されますか?
Q07
現場責任者は誰で、連絡はどう取れますか?
営業担当者と現場責任者が違うことは珍しくありません。変更、事故、近隣からの連絡を誰が判断するのかを、着工前に明確にします。
確認したい説明
- 着工前に現場責任者の氏名と連絡方法を共有できる
- 営業、現場、下請の役割分担を説明できる
- 施主の確認が必要な事項と、現場判断できる範囲が決まっている
もう一歩聞く担当者が不在のときの代替連絡先と、緊急時の連絡順を教えてください。
Q08
工事完了時に、何を確認し、何を受け取れますか?
更地になったことだけでなく、撤去範囲、整地、境界付近、残した物、リサイクル等の報告を確認します。建物滅失登記など、工事後の手続きに必要な情報も整理します。
確認したい説明
- 施主立会いまたは写真で、完了状態を確認できる
- 契約に含まれる完了書類と、発行時期を説明できる
- 対象工事では、再資源化等の完了報告について説明できる
もう一歩聞く完了写真、工事完了の確認書、対象となる報告書類を、いつ受け取れますか?
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